東京大学の入学式が4月12日、日本武道館で開かれ、藤井輝夫総長は式辞を述べました。
東京大学(あるいはそれを取り上げた記事など)と言えば、学歴主義や権威主義の象徴のような見方も出来るかもしれません。
しかし、式辞のような公式なメッセージは、政財官学といったそれぞれの中で学を代表するような意味合いを併せ持っていると見ることもできるかもしれません。
今年もインターネットでも公表されている式辞の内容を拝見しました。
解決すべき問題の多元性
構造的差別
インターセクショナリティ(交差性:人間の多次元性とそれらの関係性に着目して、その力の社会的な作用を分析する枠組み)
といった考え方を端的に結びつけた話は参考になりました。